日本の醜さについて

妻が「日本の醜さについて(都市とエゴイズム)」という本を勧めるので読んでみた。著者は井上章一氏という人、少し前に話題になった「京都ぎらい」を書いている、京都は好きなので読んでいないが。 内容は西洋、特にイタリアをはじめとするヨーロッパの街並み…

総裁選を受けて

自民党総裁選、安倍三選で落ち着いた。石破元幹事長が善戦したことで一時的に株価が下落したそうだ、少なくとも経済界的には安倍継続への期待は大きい、でも、今回の目玉は憲法改正だろう。ところで、色々な報道が日々否応無しに飛び込んで来る昨今、聞く側…

達ッツァンが亡くなった。

好きだった達ッツァンが亡くなった。オレの義理の叔父だ。住まいは神戸、学生時代京都から小一時間で行けたので金が無くなったら顔を出し、厄介になった。 達ッツァンと言えば酒、タバコ、そしてお喋り。真夜中まで叔母のつまみで酒盛り、議論百出、二人して…

気遣い

先日、赤羽のラーメン屋に行った。15人ほどしか入れないカウンターメインの店構え。カウンター内で店主らしき人物、本来は鹿爪らしい人が無理やり愛想をつくっている。その傍で女性が客の切り盛りをしている、その動きと対応が見事だった。こういうのが「使…

破天荒な編集者

最近、ミレニアル世代の若者の活躍が目立つ。ホリエモン、落合陽一、佐藤航陽などの人達だ(ホリエモンはちょっと違うか)。書店に行くとその著作が派手に平積みされどれも売れ筋だ。ついこの間これらの本の編集を手がけた箕輪厚介の「死ぬこと以外かすり傷」…

元上司Tさんと飲んだ。

久々に元上司Tさんと飲んだ。場所は西荻窪、南口から徒歩30秒「戎(えびす)」って焼鳥屋。中央線沿線は昭和を感じさせるレトロな飲み屋が多い、なので前から狙っていた。そんな飲み屋にモツ焼きは欠かせない。塩でタン、カシラ、コブクロそしてレバーとカワ…

もうひとつの高校野球3

毎回高校野球を見ると自らの部活を思い出す。オレは団体競技が嫌いなので陸上だ。同期が一人辞め、二人辞めして行く中、辞めると今後何をやっても長続きしないと信じ、ただそれだけのために続けた。入部して感じたのは序列化、たかだか一年早く生まれただけ…

もうひとつの高校野球2

勝つことが第一、星稜の松井の5敬遠が象徴的だ。選手自身は、勝負したい、打ちたい、投げ勝ちたい、そのために苦しい練習に耐えてきたのに何故。監督の一声で一瞬の夏が奪われた、「敬遠」。勝つためだしょうがない、どこか相撲で横綱が立会に変化するのと似…

もうひとつの高校野球1

何かがおかしい、若者を取り巻くスポーツ環境だ。記念すべき100回目を迎えた高校野球、大阪桐蔭の優勝で幕を閉じた。高校野球は感動を呼ぶ夏の風物詩、終戦記念日の黙祷も毎年目にするところだ。一方でマスコミの報道はエスカレートし、甲子園が聖域化さ…

芥川賞

年に二回、文藝春秋に芥川賞受賞作が全文掲載される。毎回買って読むがその読後感、いつも期待はずれ、というより頭がついていかない。なので途中でやめてしまうこともしばしばだ。その度読解力の無さに落ち込むが今回の受賞作「送り火」は最後の一コマ手前…

ポピュリズムとシステム1

スッキリした。ある国の大統領が就任して以来気になっていたポピュリズム。世界的に言葉が一人歩きしている感があるがこの本のおかげで理解できた。薬師院仁志という社会学者が著した「ポピュリズム」だ、新潮新書から出ている。民主主義を基本におき各国の…

色彩の同時対照の法則

「色彩の同時対照の法則」というのがある。色の三原色なら誰でも知っている(三原色には絵の具と光で違うがややっこしいのでここでは赤青黄とする)、でもその三原色にこんなの法則があるとは、教養の無さが驚きを産む。「赤青黄の1色と残りの2色を混ぜてでき…

トンボのような大きな目のキツネ

前回書いたブログ「知ってるつもり」に続く土方奈美さんの翻訳本を読んだ。「知ってる」より前に出版されたもの。題名は「超予測力」、驚いたことに「知ってる」同様、認知科学の本でさらに内容もそっくりだ。 人や企業は未来を予測し戦略を立てる。なのでそ…

「知ってるつもり 無知の科学」を読んだ。

「各界著名人絶賛!」なんてブックバンドを見たら買わずにいられない。何度悔やんだか、「過って改めざる、是れを過ちという」の孔子の言もなんのその、また買った。というわけで「知ってるつもり、無知の科学 (スローマンとファーンバックという2人の共著)…

幼馴染ゴルフ

一年半ぶりにゴルフをやった。インドアー2回の練習で臨んだが結果は?、聞かないでほしい。ゴルフって自分の馬鹿さ加減と戦うスポーツだ。普通、何をするのでも事前に頭でシュミレーションして有事に備える。でも、ゴルフはそのシュミレーションから一度外れ…

地方を元気に!

ビール党に朗報、っていっても岡山県津山のビヤガーデン。 都会のビアガーデンはビルの屋上でガーデンとは名ばかり、一部明治記念館などを除いて。でも、ここは津山国際ホテルの鶴泉苑という日本庭園、明治記念館より遥かに小振りだが最高。津山城址の入り口…

森田童子が亡くなった。

森田童子が死んじゃった。オレの学生時代をセピア色に染めてくれる心の友だ。 オレが社会人になった2年後に活動を休止したことも懐かしい気持ちに拍車をかける。 その後、テレビの主題歌でつかわれたことがあるが、オレの感情とは程遠い。 心に残るとは、社…

京都、嵯峨野にいってきた。

京都、懐かしのスナック「ヒスイ」へ行く前に五木寛之の百寺巡礼の百寺のひとつ嵯峨野二尊院に行ってきた。 百人一首、小倉あんで有名な小倉山にある、読んで字のごとく本尊が「阿弥陀如来」「釈迦如来」の二つの珍しい山寺だ。仏教で極楽浄土へ行くのに現世…

37年ぶりに先輩にあった。

京都の学生時代お世話になった先輩に37年ぶりにあった。先輩といっても同じ大学の先輩ではない。当時の大学生の下宿なんてものはどこの大学だかわからないやつが入り乱れていてさながら10軒長屋20軒長屋の感だ。木造アパートの四畳半に自然と人が集まってく…

新宿の美術館で、セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャンそしてターナー。

超有名な画家の作品がこんなに身近に見れるとは。新宿の東郷青児記念・損保ジャパン日本興亜美術館、新宿高層ビル群の42階にある、天空の美術館だ。セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、ポスト印象派の三巨匠の作品が一幅ずつ常設展示してある。でも、見るには企…

「これ絶対面白い」という本に出会った。

本屋でブラブラしていると、「これ絶対面白い」という本に出会うときがある。そんな本に出会った。 通称バッタ博士と言われている前野ウルド浩太郎氏という昆虫学者の「バッタを倒しにアフリカへ」という本で2018年度の新書大賞を取っている。 著者は学者と…

人工知能AI時代を受けて

ここのところ人工知能AIに関する話題が豊富だ。将来、いや現在をどう生きるか、AIを頭に入れておくかどうかで格段の差、文系、理系を問わず。恐らく普段耳にするマスコミの単なる情報として聞き流していると思うけど、ちょっと待った。AIはイギリスの産業革…

山口、瑠璃光寺に行ってきました。

これだけ京都に行っていて西の京都に行かない手はない、ということで山口に行ってきた。目的は瑠璃光寺の五重塔だ。日本三名塔のひとつで、あと二つは法隆寺、醍醐寺。瑠璃光寺は曹洞宗、なので道元の永平寺が大本山。こじんまりしている中に檜色の五重塔が…