もつ焼き最高!

自宅から自転車圏内にこんな店があったとは、感動!

北浦和「丸新」というもつ焼き屋。開発された街に囲まれた昭和の郷愁を誘う通りがある、と言っても100メートルもない。そこの一画にある20人ほど入れる重要文化財

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壁の品書き、木の短冊が歴史を感じさせる。メニューは定番のもつと若干のおつまみ。なんとお新香に浅漬けと古漬けがある、こんな店今ないだろう。古漬けを頼んだ、キュウリとカブ、絶品!  生姜のすりおろしが添えてあるのはこの店ならでは、とても合う。

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この店、なんで知ったかって、ネットで検索していたら瓶ビールが大瓶550円、これで決まりだ。新宿のションベン横丁ですら今は650円、インバウンドの影響がまだ北浦和に及んでいないらしい、及ばなくていい。

焼き物は、タン、レバー、シロ、コブクロ、本当にうまい。大きさも小ぶりでオレ好み。よくバカでかい串を出す店があるけど、それで満腹になって他が味わえない。大きいことはいいことだ、そんな時代は終わった。高度成長、大量生産、皆んな横並びの時代だ。生活は豊かになったけどなんかを置き忘れてきたような時代。

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働いている人もとても気が利いて気持ちがいい。ママが常連の人と話していた、ランドセルの時代からの付き合いだそうだ。多分先代を継いで何十年、注文が入ると「首、長くして待っててね」なんて言う。伯がつくとはこういう女性をいうのか、男顔負け、大尊敬。アルバイトらしき若者が働いている、低姿勢で返事がいい、今時珍しい。

気がつくと満員。

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酒飲みは皆んな一緒だ。行きたいけど残業で行けない人、女房の尻に惹かれて我慢している奴、一人で飲みに行けない寂しがりや、そんな人を待ってる店、それが北浦和、丸新だ。

でも、散々呑んで食べた挙句、家に帰って奥さんの準備しているご飯をもう一つの胃袋にかき込む、これが一番!

「丸新」の感想、仕事が丁寧、心あり。

おあいそ!久々の算盤!

おしまい

2019.2.20
北浦和