岐阜

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七色仮面じゃないよ、うつけ織田信長像だ。岡山へ行く途中、岐阜へ寄った。岐阜といえば岐阜城、鵜飼、郡上八幡など歴史、自然ともに魅力的なところだ。まずは駅近の歓楽街で腹ごしらえ。赤提灯が軒を連ね店の中がよく見える開放的な店が多い。

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The居酒屋とおぼしき一軒に入った。

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ツマミは名物串焼き、煮込み、ハタハタ焼き、飲み物はサッポロ黒ラベル、キンミヤソーダ。串焼きのねぎま、とても変わってる、というか肉の小ささ日本一だろう。

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煮込み、これも変わってる、おでんの味噌ダレってとこだ。

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どれもご当地ならでは。店の人に聞いたら歩いて10分ほどで柳ヶ瀬に行けるそうだ、折角なので足を延ばした。そう、あの柳ヶ瀬ブルースで有名。ネットで調べたらどうも柳ヶ瀬商店街を中心にそのあたり一帯を言うらしい。成る程、路地に入るとスナック、バーの看板を結構目にするが日曜日なので閑散としている。

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柳ヶ瀬ブルースの歌碑があるとのことで探したが中々見つからない。地元らしき人二人に聞いたが知らないとつれない、聞いた人の年代を間違えたか。こんな時に役立つのがグーグルだ、音声案内で無事到着。

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ウィキペディアによると、美川憲一はこの柳ヶ瀬ブルースで演歌に転向したらしい。当時は青春歌謡を歌っていて、演歌と聞いて抵抗したが、歌えないのなら首だと言われたそうだ。美川憲一にとって覚悟の一曲。美川憲一主演の柳ヶ瀬ブルースという作品がある、今度観てみよう、当時の柳ヶ瀬の様子もわかるだろう。因みに芸名の美川は、木曽川揖斐川長良川、岐阜とは何ら縁はなかったが事務所の担当者が岐阜出身だったため、川のように息が長く美しい歌手であるように、という思いを込めて命名されたそうだ。デビュー仕立ての芸能界の厳しさ、想像に難くない。歌碑を読むとメロディが浮かぶ、やっぱり演歌は切ない、売れてよかった。

昨日、妻と大酒を飲んでいささか二日酔いだったが、またまた元気が出てきた。コンビニでビールを買って早速ホテルへ、西郷ドンが始まる。

おしまい

2018.11.4
岐阜