地方を元気に!

ビール党に朗報、っていっても岡山県津山のビヤガーデン。

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都会のビアガーデンはビルの屋上でガーデンとは名ばかり、一部明治記念館などを除いて。でも、ここは津山国際ホテルの鶴泉苑という日本庭園、明治記念館より遥かに小振りだが最高。津山城址の入り口にある。

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バイキング、飲み放題、食べ放題、時間気にせずで料金3900円のみ。ビールは機械が注いでくれるやつと自分で入れるのがある。自分でやると泡だらけで悪戦苦闘している人もいるがスタッフがすぐに助けてくれる。ビアガーデンでバイトしたオレにとってはお手のものだ。そんなわけで結構賑わっている、若者も多い。

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津山市は人口10万人の城下町、鳥取との県境に近い盆地で藩主は森忠政、あの森蘭丸の弟だ。きつい階段を登った城址後から津山が360度一望でき、桜、紅葉の名所でもある。残念ながら街の中心部はシャター街化し寂しいイメージだが、でもここのビアガーデンはそんなイメージを払拭、地方再生をイメージさせてくれる。

最近、ネット上で地方再興が盛んに話題になっている。トークンエコノミーというネット上の手法を使った地方の再興だ。トークンとは法定通貨の円に対する代替貨幣のことでいわゆる仮想通貨のこと。その仮想通貨でつくられる経済圏がトークンエコノミーだ。仮想通貨は投機が前面に出ているがこれが本来の使用価値、特に注目なのはICOのいう仮想通貨による資金調達。例えば新事業の立ち上げにトークンである仮想通貨で出資を募り、出資者はその経済圏の中で有利にトークンを使って事業に参加したり利益を享受できる。仮にマクドナルド2というハンバーガー事業を立ち上げるトークンがあるとすると、そのトークンを仮想通貨で買いマクドナルド2経済圏に投資する。出資者はその事業に参画する権利や数々の優遇権が与えられるというわけだ。

なので色々な経済圏ができるし、それを選択するかどうかも自由。必然的に人気のあるプロジェクトには仮想通貨が集まり、そんな経済の塊ができればできるただけその地域も潤う。それに中央政府の干渉を受けない。地方再興のためにあるような仕組みだ。

それがなんと岡山にもそんなトークンエコノミーを使って地域活性化しようとしている村がある。人口1500人の西栗倉村、日本初の地方自治体によるICOを実施すると発表した。林業や移住起業支援のため国の交付金に頼らない地域活性化だ。現在は規制が多く立ちはだかっているようだが、岡山も捨てたものではない。西栗倉村、応援するぞ、トークン絶対買うぞ!

仮想通貨、ブロックチェーンICOって言葉、まだまだ馴染みが薄い。なんでそんなのいるの、よくわかんない、誰かがやってる、関係ない。でも、放っておくと知らないところで頭のいい人、知の集団、さらにはどこそこの国に操られている自分さえ気がつかないことになりかねない、というか、いつか来た道だ。少しは耳をダンボにしよう、懐かしい!

ジョッキの冷えた生ビールは美味い、中ジョッキ8杯は飲んだかな、極楽、極楽。
しまった、セカンドバック忘れた!
おわり

2018.6.19
岡山県津山市